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病理学特講チャレンジ実践者からのコメントです
  • 第14章 環境と疾患
    病理学特講チャレンジ参加者からのコメント・感想・質問などです
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    ◆理先生の生い立ちに興味が湧きました笑。
     "感想:国家試験の公衆衛生で環境と疾患について勉強していたので、まとまった解説がとてもありがたかったです。特に表14-2は年表になっていて分かりやすかったです。
    質問:p241のアトラスの写真で胸膜中皮腫では腺管構造を示すと記載があります。ヒアルロン酸の産生はこの腺管からなされるのでしょうか。また肉腫型の胸膜中皮腫ではヒアルロン酸は産生されないのでしょうか。"
    ◆公害が問題になった地域の医学部で勉強しているので身近な話題でした
     "感想
    職業に密接に関連した疾患としてVDT症候群などもあり、将来自分におおいに関わってきそうだなと思いながら読んでいました。アスベストの使用禁止時期から考えると自分が病理医なった時、まだまだ診断や剖検で関わりうる疾患だと認識を持ちました。
     質問
    昔の病理医の先生方は臨床上指摘されていなかった結核病変に暴露してしまい、感染してしまうことも多かったと聞いたことがあります。このように昔は多かったと、言わば病理医の職業病などはあったりするのでしょうか?
    ◆*問題4の水俣病と新潟水俣病はどちらもメチル水銀が関連していると考えましたが1つしか選べなかったので水俣病のみ選択しました。もし片方のみ正解の場合、僕が誤解してしまっている点も質問として答えを教えていただきたいです。"
    ◆アスベストが体に悪いと知られていなかった時代に気づかないうちに吸い込んでいて、何十年も後になって中皮腫になってしまう、そんな病気が嫌だと感じました。なぜあのとき気をつけなかったんだと後悔しても、当時はアスベストの危険性すら知られていなかったわけで、その時には防ぎようがなかったと思うとちょっと悲しくなります。
    ◆"表14-1、がんの種類によって原因物質の傾向に特徴が見られるような気がします。分子的なメカニズムに焦点を当てたら面白そうだなと思いました(今回は時間の都合上自分への宿題にします…)。
    ◆大学で基礎病理学の授業がようやく終わり、臨床の授業や実習を(まだ少しですが)ある程度経験した今の視点から、改めて本書を読み返して思ったことを書きたいと思います。
    ◆病理学特講は、初心者にとって病理学を学んでいく上で知っておくべき基本事項(数学で例えると定義や基本定理に準ずるもの?)をちゃんとハイライトしてくれている点が良かったなと全体を通して思いました(今回の章だとp.155下半分のあたりがよかったです)。各事項に関連した話の展開の仕方も個人的には好きです。
     一方で、せっかく症例をあげているので、セミナーの後に(問題解説みたいに)症例をもう少し詳細に解説したコーナーがあれば、より基礎と臨床が結びつけやすかったのかなとも思いました。
    臨床症例を読んだときに、病理学の基礎で学んだことを(数学の定理を問題解決のために引用するように)どのように用いるのか、自分の頭の中にある病理学の知識をどう動かすのか、運用していくのか、結びつけいくのかの一例みたいなものがあると、初学者が次のステップへ踏み出すのに良いのかなと思いました。
     毎週病理チャレンジの課題を提出したり、pathport-Jのセミナーを聞いたりしていてふと思ったのですが、1~2週に1問程度の頻度で症例と肉眼写真・組織スライドなどをセットにした考えるタイプの症例問題(この症例に診断をつけよ、みたいな?)があったら面白そうだなと思いました(例えるなら、某有名受験数学雑誌の懸賞問題やコンテスト的な)。
    ◆最近、私の大学ではいよいよ臨床の授業が始まったのですが、各科の病理学各論の授業がただの分類学的列挙で正直つまらないなぁと思うことが増えてきました… 他の大学でも同じような感じなのでしょうか。どうしても仕方のない部分ではあると思うのですが、何か良い学習方法があればいいなとここ最近悩んでいます。
    ◆思えば、医学部の学習は全体的に帰納法的な頭の動かし方をすることが多い気がします。数学や物理が得意だった人よりも英語や社会が得意だった人の方が医学部では成績が良いみたいな話を聞いたことがあるのですが、これの理由がこの帰納的(英語や社会)・演繹的(数学・物理)な頭の動かし方の違いにあるのではないかと、根拠はありませんが勝手に思っていたりします(勿論、数学や物理でも帰納的な考え方をすることはありますし、逆も然りですが。あくまで主要な問題解決のイメージとして)。これが分類学的列挙の無味乾燥な学習からの逸脱のヒントにならないかなぁ、なんて考えていたりします。基礎医学や総論で学んだ身体や疾患の基本原則(考え方)を最初に提示して、それを”使っていく”形でストーリーを展開していく、みたいな。そうすれば基礎と臨床の結びつきがわかりやすくなるだけではなく、基礎医学の復習にもなるのかな、と。(関係ない話で恐縮ですが、)最近別のところで観たセミナーで、心筋の種類による伝導速度の違いという知識(考え方?)を”使って”、不整脈や細動といった疾患へ展開していく説明はとても滑らかでわかりやすく、参考にしたいなと思いました。特講は割とそれっぽい感じの論理で書かれている気がしますが。
    ◆環境と疾病の関係を知ることが問診の精度に寄与することを学びました。
    ◆放射線治療後10年で出てくる障害を実際に見学先の救急外来で目の当たりにして、よりいっそうそう思うようになりました。"
    ◆予防医療もとても大切なんだなと感じました。
    ◆文中にもでてきていましたが、職業病の全体像をつかむのは難しそうだと思いました。ですが、全体像がつかめたらより対策がしやすくなるのではないかと考えました。
  • 第15章 加齢と老衰
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    ◆悪性腫瘍は高齢者に多いとされている一方で、100歳を超えるような超高齢者では悪性腫瘍が死因となることが少ないという記載が印象的でした。なぜそうなるのか、その背景にどんな要因があるのか、いつか解明されたらいいなと思いました。
    ◆"感想:超高齢者の方にがんが少ないというのは非常に興味深いと思いました。ヒトは長生きしても最後はがんで亡くなると漠然と思っていましたがそうではないのだなあと。
     質問:
    ・死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルに、疾患の終末期の状態としての「心不全」、「呼吸不全」等は記入しないと記載されています。この症例の場合、疾患の終末期ではないと判断される理由はどのようなところにあるのでしょうか。"
    ◆超高齢者にはがんが少ないという点が予想に反しており印象的でした。
    ◆超高齢者になるとがんの有病率は年齢が上がるごとに減少するのが、イメージと異なり驚きました。ガンは未だに明らかになってない不思議な性質がまだまだあるのだと思います。
    ◆老衰のページもあることに驚きました。老衰という簡単な言葉にとどめず、常に病態を想像する視点が重要だと思ってます。癌と老化の話も興味があります。
    ◆"感想
    病理学的変化と老化という生理的変化はオーバーラップしてしまう部分も多くこの変化はどちらかと簡単に言い切ることはできないのだろうなと感じました。日本は高齢化が進み高齢の方からの検体も増えていくであろう中でこのことは心に留めておくべきと考えました。またテロメラーゼの部分を読んだ時、テロメラーゼ阻害をする薬があれば使えそうなのにと思い調べてみると当然そのような発想はなされていても開発が難航してしまっていると知りました。ここでも生体は複雑で簡単にはいかない事が表れていると思いました。
     質問
    実際の剖検で死因を老衰と報告された症例はあるのでしょうか?ある場合は今までで何例ほどあるのでしょうか?"
    ◆老化が細胞レベルで説明できるのが改めてすごいと感じました
    ◆病気のことはよくわかってきても、人間の死についてはまだよくわかっていないというのが非常に面白いなと感じました。細分化しすぎた医療を統合しなければいけない時代に来ているのかもしれませんね。
    ◆自分の大先輩が細胞老化について研究しているので非常に興味深いと思いました。
病理学特講チャレンジ参加者からの感想
(第1週〜第14週)
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その他のコメントです
  • 総論を3週間で読み終えた医学部6年生 OTBさんからのメッセージ
    全体の感想(良かった点)
    「臓器別」ではなく「成因・病態別」に病気をとらえる視点を初めて意識できました。
    →臨床の講義ではこのような視点で学ぶように言ってくださる授業はなかったと思います。臨床の先生すら、このようにとらえて常に診療に当たっている方は多くはないと思いますし、少なくとも同級生でそのように捉えて話す学生はいませんでした。「臓器別」と「病態別」の両軸での考え方がスタンダードになればいいなと思いました。丸暗記することが大幅に減ったように感じます。
    3人の医学生のトーク形式が、「リアルに講義を受けながら勉強している」状況に近く、楽しみながら読めました。
    →3人が話している内容が実際の医学生のレベルにそっくりで、親近感を持ちながら読めました。愛さんの知識の豊富さに冷や汗をかいたりすることもあったりしました。3人いることによって、そのうちの誰かが、「読み手の医学生のレベル」に当てはまるのではないかと思います。私の知識レベルは真君と同じだなと感情移入できましたので、なおさら読みやすくなっているのだと感じました。
    病態の説明の際、随所に例え話を用いた解説が入っているため、知識がない医学生でもわかりやすいのだと感じました。
    →自身の知らない領域を学習する際には、自身の知っている領域○○の「これは○○でいうところの××だよ」と言われると、すごく分かりやすいなと感じます。特にp19の心臓と血管のホースと容器の例えがわかりやすく、今までそのような例えを知らなかったことが勿体なかったと感じます。
    書籍の素材がさらさらしていて手に取りやすい
    →医学生の私の個人的な感想ですが、常に持ち運ぶものなので書籍の質感を重視している学生も意外と多いかと思います。その点、非常に素材がさらさらとしていてよかったと思います。

    全体の感想(改善点)
    3人の医学生の区別が難しかったので、より区別しやすい見た目や口調だと読みやすくなるかと感じました。
    →3人の髪の色が似通っていたため、誰が話しているのかが直感的にわかりにくくなる時がありました。医学生ですので髪型の色の制限はありますが、話し方などの特徴がもう少し個性があってもいいのかなと思いました。
    セミナーとアトラスを2冊に分けても良いかと思いました。
    →特に医学生をターゲットにするのなら、アトラスという名前に抵抗感(これは解剖学で分厚いアトラスを見させられている経験からだと思います)がある方が一定数いると思いますし、前半のセミナーだけでも、必ず医学生のためになると思える内容ですので、アトラスとは分離されていてもいいのかなと思います。

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